発達障害×WEBデザイン:カピバラのズーボと学ぶ、自分に合った働き方

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1. はじめに

こーへーさん

発達障害(ASD・ADHDなど)があると、仕事選びってすごく難しいよね…自分に合う仕事が見つからない、職場での人間関係が辛いと感じていないかな?

ズーボ

そうなのか?オレは毎日、好きな時間にゴロゴロしてるだけだけど?

こーへーさん

それは働いてないだけでは…? でも、実はWEBデザインなら、発達障害の特性を活かせる仕事なんだよ!集中力やこだわりを強みに変えられる働き方なんだ。

ズーボ

えっ、それならオレでもできる?

この記事では、ズボラだけど愛されキャラのカピバラのズーボと一緒に、「発達障害を持つ方がなぜWebデザイナーに向いているのか」、そして「どのようにすればWebデザイナーとして成功できるのか」を、筆者(ASDグレーゾーン)の実体験も交えながら徹底解説します。

具体的な学習方法、働き方の選択肢、仕事で役立つ工夫、そして特性を活かせるWebデザインの具体的な業務内容まで、あなたが抱える疑問や不安を解消するヒントが満載です。

この記事では、ASDグレーゾーンの筆者がWEBデザインを仕事にした経験をもとに、発達障害の特性を活かして働く方法や、仕事を続けるための工夫について解説します。

ぜひ最後まで読んで、自分らしい働き方を見つける一歩を踏み出しましょう!

2. なぜWEBデザインが発達障害の特性と相性が良いのか?

2-1. 筆者がWebデザインを選んだ理由

ズーボ

ねぇねぇ、なんでWEBデザインを選んだの?

こーへーさん

もともと何かに夢中になって取り組むのが得意だったんだよね。ゲームとかアプリにハマると、時間を忘れて没頭しちゃうくらい。「過集中」っていう特性を、もっと建設的に活かせる仕事はないかなって漠然と考えてたんだ。

ズーボ

ふむふむ。それで?

こーへーさん

そんな時、発達障害×WEBデザインについて書かれたブログを読んで、『これだ!自分の「こだわり」や「集中力」を活かして、好きなことを仕事にできるかも!』って思ったんだ。

2-2. 発達障害の主要な特性とWEBデザインの親和性

WEBデザインには、発達障害の特性と相性の良いポイントがたくさんあります。

過集中を活かせる:詳細なデザイン調整、複雑なコーディング作業、エラーの発見など、一点に深く集中して取り組む能力は、質の高い成果物につながります。時間を忘れて没頭できることは、Webデザイナーにとって大きな強みです。

こだわり・探求心:細部へのこだわりや、納得がいくまで追求する探求心は、ユーザーにとって使いやすく、見た目も美しいWebサイトを制作する上で非常に重要です。論理的な思考力も、問題解決や構造設計に役立ちます。

視覚優位・パターン認識:Webデザインは視覚的な情報処理が中心です。色、形、配置、情報の整理など、視覚的に物事を捉えることが得意な特性は、デザインセンスやレイアウト構成に活かせます。繰り返し作業の中でパターンを見つけ出し、効率化することも得意な場合があります。

変化への適応(一部の特性):Web業界は常に新しい技術やトレンドが生まれるため、新しい情報を柔軟に吸収し、学び続ける姿勢が必要です。好奇心が強く、新しい知識を習得するのが得意な場合、この変化に対応しやすいでしょう。

成果が目に見えやすい:自分が作ったWebサイトやデザインが形になり、公開されることで、達成感を得やすく、モチベーションを維持しやすいという側面があります。

ズーボ

おぉ、それはいいねぇ。ぼくも過集中で昼寝しちゃうけど、それは活かせないかな?

こーへーさん

それはただの昼寝だよ。

3. 発達障害を持つWebデザイナーの働き方

3-1. 筆者の選択:在宅勤務の会社員を選んだ理由

ズーボ

フリーランスじゃなくて、会社勤めを選んだんだね?

こーへーさん

そう。フリーランスは魅力的だけど、自分で仕事を獲得するのが難しいし、スケジュール管理にも不安があったからね。安定した収入を得ながら、自分のペースで仕事に慣れたいという気持ちがあったんだ。在宅ワークの企業なら、柔軟な働き方ができるし、安心してスキルアップできると思ったんだ。

在宅勤務のメリット

POINT

  • 通勤ストレスの排除:

満員電車の騒音や人混み、予測不能な遅延など、感覚過敏や特性によって大きな負担となる通勤が不要。朝の時間を有効活用し、体調を整えやすい。

 

  • 環境調整の自由度:

周囲の音や光、室温など、自分にとって最適な作業環境を自由に設定できる。集中しやすい静かな空間を作ったり、好きな音楽を聴きながら作業したりと、パフォーマンスを最大限に引き出す工夫が可能。

 

  • 人間関係のストレス軽減:

基本的にオンラインでのコミュニケーションが中心。対面での雑談や気遣い、場の空気を読むといった、発達障害を持つ人にとって負担になりやすい要素が減り、タスクに集中しやすい。

 

  • 自己ペースでの作業:

休憩時間や作業時間も、ある程度自分でコントロールできるため、過集中後の疲労回復や、気分転換も柔軟に行いやすい。

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3-2. 筆者の実際の仕事内容

  • ヨガスタジオのホームページ制作(個人案件)

主にコーディングを担当。クライアントとのやり取りは、基本的にメールやチャットで完結。デザイン指示書に基づいて、正確かつ効率的に作業を進められた。

 

  • 企業の在宅勤務(スクレイピングやアシスタント業務)

指示されたデータを収集するスクレイピング作業や、Webサイトの更新、簡単な画像加工といったアシスタント業務が中心。業務がルーチン化しやすいため、一度流れを掴めば、安定して高いパフォーマンスを発揮できた。

ズーボ

ほほぅ、結構いろんなことやってるんだねぇ。

こーへーさん

やり方次第で仕事の幅を広げられるのも、WEBデザインの魅力だね。自分の特性と相性の良い業務を見つけることが、継続して働く上でとても重要なんだ。

3-3. Webデザイナー以外のWeb系職種

  • ズーボ

    WEBデザインの仕事にも色々な種類があるんだね。

  • こーへーさん

    そうなんだ。実は、WEB系にはWEBデザイナー以外にも、発達障害の特性を活かせる仕事がたくさんあるんだよ。

例:

  • Webライター: 特定分野への深い知識やこだわり、正確な情報収集力が活かせる。
  • フロントエンドエンジニア: 論理的思考力やプログラミングへの集中力、エラーを見つける緻密さが活かせる。
  • UI/UXデザイナー: ユーザーの行動を分析し、より使いやすいデザインを追求する論理的思考や、細部へのこだわりが活かせる。

4. 発達障害を持つWebデザイナーが仕事をスムーズに進めるための具体的な工夫

4-1. 作業環境の工夫

Tips

  • 自宅ではなくコワーキングスペースを利用
    • 自宅だと気が散るので、集中できる環境を選ぶ。
    • Wi-Fi・電源・フリードリンク完備で快適。
  • カフェでの作業は向かないことも
    • 周囲の音や混雑状況で集中できないことがある。
    • 静かで適度な刺激がある場所がベスト。

4-2. タスク管理

  • Google To-Doリストを活用
    • タスクを可視化して、一つずつこなす。
    • 余計なことに手を出さないようにする。
    • こんな感じで案件ごとにリスト化しています

4-3. 仕事を獲得するための工夫

  • 信頼関係を築く
    • 既存のクライアントとの関係を大切にする。
    • 誠実な対応を心がけることで、新しい仕事につながる。

5. 発達障害の人がWEBデザインを目指すなら

5-1. メリット

好きなことを仕事にできる

WEBデザインはクリエイティブな仕事で、特に自分が何かに夢中になれる人にはぴったり。

発達障害の特性を活かしながら、好きなことを仕事にできるのは大きな魅力です。

自分の好きなデザインを作ることができるので、仕事が楽しく感じられるはず。

特性を活かせる(過集中・こだわりなど)

発達障害の特性の一つである「過集中」。これがWEBデザインにおいて大きな強みになります。細かいデザイン調整やコーディング作業に集中しやすいため、結果としてクオリティの高い作品が生まれます。また、「こだわり」を持つことで、細部にまでこだわったデザインが可能です。

在宅勤務やフリーランスが可能

WEBデザインは、フリーランスとして働くことができるため、時間や場所に縛られない働き方ができます。特に在宅勤務は、自分のペースで仕事を進められ、環境を自分で整えることができるので、ストレスを最小限に抑えながら働けます。

5-2. 気をつけるべきこと

スキル習得には時間がかかる

WEBデザインは専門的なスキルが求められるため、習得には時間がかかる場合があります。最初は少しずつ学んでいくことが重要で、特に継続力が必要です。焦らずコツコツ学んでいけば、必ず成果は出ます。

仕事の獲得が難しい場合もある

フリーランスで働く場合、営業力や自己アピールが求められます。自分をどれだけ上手に売り込むか、信頼関係を築くかがカギとなるため、初めは苦戦することもあるかもしれません。企業勤務なら、最初は安定した収入が見込めますが、フリーランスは自分で仕事を獲得するスキルが必要です。

5-3. おすすめのスキル

デザインツール:Illustrator・Photoshop

WEBデザインを行うためには、Adobe IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを使いこなすことが基本です。特にこれらは、グラフィックデザインをする上で欠かせないツールなので、使い方をマスターしましょう。

コーディング:HTML・CSS・JavaScript

WEBページを実際に形にするためには、コーディングのスキルが必要です。HTMLでページの構造を作り、CSSでデザインを整え、JavaScriptでインタラクションを加えることが基本的な流れとなります。

IT・ネットワーク知識:サーバー・SEO対策

WEBデザインだけでなく、サーバーやSEO(検索エンジン最適化)についての知識もあると有利です。特に自分でサイトを運営する場合は、サーバー管理やSEO対策の基礎を理解していることが重要です。

6. まとめ

ズーボ

なるほど、発達障害の特性を活かせるWEBデザインは本当に向いてる仕事なんだね!

こーへーさん

そうなんだ!特に、過集中で細かい作業が得意な人にはぴったりだし、好きな時間に働けるのも大きなメリットだよ。

ズーボ

でも、最初はスキルを覚えるのに時間かかるんだよね?

こーへーさん

うん、焦らず少しずつ進めることが大切だよ。でも、着実にスキルを積んでいけば、きっと仕事は楽しくなるよ!

ズーボ

それなら、オレも少しずつ頑張ってみようかな。昼寝の代わりにデザインの勉強を…って、昼寝しすぎだろ!

こーへーさん

昼寝の時間も大切だよ、ズーボ!でも、少しずつでもデザインの勉強をしてみるといいかもしれないね。

ズーボ

よし、昼寝を減らして、WEBデザインの勉強だ!…って、また昼寝しちゃいそうだなぁ。

こーへーさん

まあ、無理せずにね!少しずつ、自分のペースで進めばいいんだよ。

発達障害の特性を活かしてWEBデザインの道を歩むことができれば、自分らしい働き方ができるはずです。

スキルを身につけ、自分のペースで学びながら、ぜひ新しい世界に挑戦してみてください!

こーへーさん

Webデザイナー兼エンジニア

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